2010-05-03

祇園 ラーメン富士屋木更津店

チャーシューメン 600円

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いわゆる竹岡式ラーメンの店。国道沿いでいつも混んでいる竹岡式元祖の梅乃家ほどではないが、なかなかの人気店。
特にこの木更津店は姉崎の店より、繁盛店と思われる。訪問時はすでに13時半過ぎだったが、客足が途絶えないのはさすがである。店の前の駐車場も1台出ると、1台入り、すぐに満車となっていた。

店内は外見どおり何の凝った拵えもなく、いかにも田舎の食堂といった趣だ。カウンターもあるが、どちらかというと、ちょっと懐かしさのあるテーブルセットと広い座敷が主体。昔の椅子はちょっと座面が小さいな、と思いながら、4人がけのテーブル席についた。ホール係の手のか細い女性は特に何も云わないので、客も適当にそれぞれ席を選んでいる。店員はこの女性と、厨房内の女性1名の2名体制。大忙しだろうが、淡々とこなしている。

さっきまで、混んでいた証拠にセルフサービスとも書いてないが、おそらくセルフサービスだろうと思われる給水器のコップが品切れになっていた。しばらくいたら、籠にいれて運んできてくれた。このコップが不揃いで、キリンビールと書かれたコップやかさねておけるように工夫された業務用のコップであったり、この辺のこだわりのなさもいい。

さて、竹岡式はスープの代わりに、麺を茹でた湯をタレに注いで、スープをつくるのが特徴だ。なんだそりゃ、って感じだが、この味が妙にはまるようで、事実この店は子どもから大人まで、老若男女問わず訪れている。しかも安い。いまどきラーメンが450円だ。しかも、メニューもしぼってあり、ワンタンもあるが、基本はラーメン。今回はちょっとおごってチャーシューメンにしてみた。それでも600円だ。

安いとくれば、次は当然、早い。あっという間に運ばれてくる。醤油の色で真っ黒なスープは見た目どおり醤油の味がする。チャーシューの出汁と細かく刻んだ玉葱の甘みがとけあってなかなか個性的かつシンプルがゆえに癖になりそうな味わい。チャーシューは厚めで、見た目より味か、不揃いの切り方だが、なかなか歯ごたえもよく、当然ながらスープにあっている。細身のシナチクも歯ごたえと独特の味わいが、いわゆるシナチクらしい。

さすがに並ぶことはないが、いろいろな人が次々にやってくる。店員さんは次々にラーメンを作り、運んでいく。接客らしい接客もなく、淡々と注文を伺い、ラーメンを作り、運びという流れが、無駄がなくて、客もその辺をよく心得ているみたいで、全員が自分で水をくんでいた。ラーメンがその存在を雄弁に語り、後は黙しているような地味目の見せながら、おそるべし人気店だった。

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